コラム

今年は閏年!閏年はなぜ必要?

みなさん、こんにちは。いかがお過ごしでしょうか?

全国的に暖冬の傾向である今年の冬ですが、局所的に大雪が降っている地域もありま
すね。積雪による地面の凍結はスリップしやすく、転んで怪我をしてしまうこともあ
るため、該当地域にお住まいの方は十分に気を付けてください。

さて、2024年は、4年に一度訪れるうるう年。

うるう年に増えた2月29日を「うるう日」といいます。なんとなく、うるう年の2月は
テンションが上がる人もいるのではないでしょうか?カレンダーに印字された2月29
日の文字はいつも新鮮な気持ちを与えてくれますね♪

では、なぜうるう日と呼ばれる2月29日は必要なのか、ご存知でしょうか?

太陽の周りを地球が一周する期間が一年であるため、一年は365日で定められていま
すが、実はピッタリ365日ではなく、365.24日で一周するといわれています。一年で
約6時間ずつ増えていく時間を調整するために、4年に一度、2月29日という一日を足
しています。6時間×4年分の24時間(1日)がうるう日、となるわけです。

うるう年は、紀元前46年にローマのユリウス・カエサルによって制定され、翌年1月1
日から実施されました。では、なぜ2月にうるう日が設けられたのかというと、当
時、古代ローマでは、一年の始まりが春の3月からだと考えられていたからです。2月
は一年で最後の年であり、そのために普段は2月28日までと日数が少なく、うるう日
もそこに付け加えられることになりました。2月が元々少なかった理由も、うるう日
が2月に追加された理由も、古代ローマの歴史に因るものだったのですね♪

ちなみに、ちょっとした豆知識ですが、うるう日(2月29日)生まれの人はいつ誕生日
を迎えるか、知っていますか?「2月29日に生まれた人は4年に一度だけ歳をとる?」
……なんてことは勿論なく(笑)、2月28日の24時をもって、年を重ねるという形に
なっています。気持ち的には前日のお祝いですかね。うるう年でない年は、2月28日
か3月1日のどちらかで、誕生日祝いをすることが多いようです。これは、年齢計算に
関する法律によって一律決められているようです。

毎年きちんとお祝いできるとはいえ、やはりうるう日生まれの人たちにとっては、4
年に一度のうるう年はきっと特別なものでしょう。もし身近にうるう日生まれの方が
いらっしゃる場合は、ぜひ盛大にお祝いしてあげてくださいね(*^^)v

4年に一度のうるう年、せっかくなので今回はそんなうるう年の豆知識をご紹介して
きました。いつもと違う特別感にワクワクしながら、今年の冬も食や遊びを楽しんだ
り、仕事に精を出したり、思い思いの毎日を過ごしてくださいね!